白内障、緑内障、網膜硝子体疾患、日帰り手術実施施設

大津なかしま眼科は菊池郡大津町に2021年6月に開業する白内障などの日帰り手術実施施設です

〒869-1234 熊本県菊池郡大津町引水700-1

まずはご相談ください。電話:096-293-3383
電話:096-293-3383

診療内容 | MEDICAL TREATMENT

【外来】 眼科疾患全般、屈折異常(近視、遠視、乱視)、霰粒腫、麦粒腫(ものもらい)、結膜弛緩症、眼瞼内反症、逆まつげ(睫毛乱生)、ドライアイ、眼精疲労、白内障、緑内障、網膜硝子体疾患、視神経炎、涙道疾患、小児眼科 (斜視、弱視)、翼状片、糖尿病眼合併症など

【手術】 一般白内障手術、難治白内障手術、緑内障手術、網膜硝子体手術、翼状片手術、霰粒腫・麦粒腫手術、抗VEGF薬硝子体内注射など


日帰り手術について | OPHTHALMIC SURGERY

当院では、日帰り手術で手術を行っております。日帰り手術のメリットとしては、患者さんの生活リズムを崩さずに治療が行えるため、 身体及び精神的負担を軽くすることができます。近年の眼科手術の安全性は飛躍的に向上しており、多くの疾患では術後の長期的な安静は必要なくなってきており、 入院手術の大きな目的は、点眼管理を行うという点からも、点眼管理ができる患者さんであれば、日帰り手術の方が、身体的・精神的負担を軽減できるメリットがあると考えております。

手術では、細菌感染による眼内炎などのリスクがあるため、手術予定日の3日前から、抗生剤の点眼を行っていただき、手術後は、眼帯をした状態となりますので、 運転などはお控えいただいてます。また、遠方から来られている患者さんで、ご帰宅によって精神的負担が大きくなる場合は、近隣の宿泊施設もご紹介させていただきますので、お気軽にご相談ください。


白内障

白内障とは眼の中のレンズの役割を果たす水晶体が濁る疾患です。進行した白内障では一般的に濁った水晶体の中身を取り除き、水晶体の袋(水晶体嚢)に眼内レンズを挿入する白内障手術を行います。

白内障手術の主な合併症としては水晶体嚢が傷つくことによる破嚢、濁った水晶体が硝子体内に落ちる核落下などがございます。そのため、難治白内障手術を行う場合は硝子体手術の技術や経験が必要となります。

大学病院では難治白内障手術を多数行うこともあり、硝子体手術を必要とするケースも多数経験してきました。これまでの経験と常に高い安全性を追求した手術を心掛けております。

当院では単焦点、多焦点眼内レンズの中から患者さんお一人一人に適した眼内レンズを選択します。お気軽にご相談ください。

レンティスコンフォート/低加入分節型眼内レンズで、保険診療で挿入できる多焦点レンズです。

iStent inject W/白内障同時手術でのみ施行可能で、眼圧下降と緑内障点眼数を減らすことが可能と報告されている。

緑内障

緑内障は40歳以上の20人に1人が罹患する疾患であり、日本の失明原因の第1位となっております。現在、緑内障の進行を遅らせる唯一の治療方法は眼の硬さ(眼圧)を下降させる治療といわれています。

緑内障の治療には点眼、レーザー治療、手術などがございます。緑内障手術は視機能を良くするためでなく、進行を遅くするために行う手術であり、適応についても慎重に決定する必要があります。 近年眼の負担が軽度で行える手術(MIGS)が多くの施設で行われるようになりましたが、従来の手術法を選択しなくては対応できない症例も多々あります。また、緑内障手術は術後管理が重要であり、経験を要します。

大学病院では緑内障の専門として、軽症から重症まで多くの診療をおこなってまいりました。豊富な手術経験と、高い安全性のもと、患者さんお一人一人に、最適な治療法の提供を行うことを常に心がけています。

緑内障手術「グリーンレーザー内視鏡的毛様体光凝固術」を導入

当院では2024年6月より、緑内障手術である「グリーンレーザー内視鏡的毛様体光凝固術」を導入しました。

この手術の特徴としては、

  1. 内視鏡を用いて房水産生の場である毛様体ひだ部を光凝固することで眼圧下降
  2. チューブシャント手術など従来の緑内障手術で眼圧下降を得られなかった症例でも眼圧下降が期待できる
  3. 比較的安全性が高い事が期待される

です。

内視鏡的毛様体光凝固術を用いて、緑内障で失明する方達を少しでも減らせればと期待しています。

網膜硝子体疾患

硝子体手術とは眼内のゼリー状の組織である硝子体を取り除き、網膜疾患を治療する手術です。硝子体手術を必要とする主な疾患としては水晶体核落下、黄斑円孔、黄斑上膜などです。 硝子体手術は従来約0.9mm(20G)のポートを眼内にたてて行われていましたが、近年の手術マシーンでは約0.5-0.4mm(25-27G)で手術をすることが可能となり、従来に比べると安全性の高い手術が可能となりました。

しかし、網膜は繊細な組織であり、問題なく終了した手術でも視力の完全な回復が望めない疾患や合併症も起こることもあります。大学病院では多数の網膜硝子体疾患や緊急手術も経験してきてまいりました。

網膜硝子体疾患では、安静や全身状態の管理などが必要な患者さんもいらっしゃいますので、その場合は適切な高度医療機関をご紹介いたします。常に最新の機器や技術の導入を積極的に行い、高い安全性を追及してまいります。

Stellaris Elite COMBINED SYSTEM/白内障手術で優れた前房安定性を提供。硝子体手術では最大15000cut/minの硝子体切除の安全な手術も可能。


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